Bi'laxsコラム
生理中の脱毛は終わりかけでもバレる?施術当日に生理がきたときの対策も
この記事では、生理中の脱毛は終わりかけでもバレる理由や、施術当日に生理が来たときの対策などについて解説していきます。
「生理と脱毛の時期が重なってしまった」とお悩みの人は少なくありません。なかには、「生理を申告しなければバレないのでは?」と考えている人も多いのではないでしょうか。
しかしながら、生理であることを隠して脱毛の施術を受けると、最悪のケースではペナルティが課されるおそれもあるので、注意しなければなりません。
この記事を最後まで読み終えていただけたら、脱毛の予約日と生理が重なってしまった時の対処法がわかります。生理中に脱毛の施術を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
【この記事でわかること】
● 生理中の脱毛は終わりかけでもバレるのか
● 生理中に脱毛できる部位
● 脱毛の施術当日に生理がきたときの対策
● 生理中に脱毛を受ける際の注意点
生理中の脱毛は終わりかけでもバレるのか
「脱毛の予約を変更するのが面倒」「デリケートな内容なので言いたくない」といった理由から、生理中に脱毛の施術を受けようとする人は少なくありません。
しかし、生理終わりかけでも脱毛の施術を受けると、経血特有のニオイや経血の漏れでバレてしまう可能性があります。
生理中に施術を受けられないサロンであるにもかかわらず、後にバレてしまうと、肌トラブルが起きた際に対処してもらえないなどのリスクが生じます。
脱毛は、定期的に通う必要があるので、サロンとの信頼関係を損ねない配慮が必要です。
また、生理中の脱毛をおすすめしない理由は以下の通りです。
- 生理中は脱毛効果を感じにくい
上記の理由について詳しく解説していくので、生理終わりかけで脱毛の施術を検討している人はチェックしてみましょう。
生理中は脱毛効果を感じにくい
生理そのものが、脱毛効果に影響を及ぼすということはありません。しかし、生理中は女性ホルモンのバランスが崩れて肌が敏感になります。
脱毛の施術による熱や痛みを感じやすいので、照射パワーを下げてもらう人がほとんどです。
マイルドな照射では、ムダ毛にしっかりアプローチするのが困難なため、脱毛効果を期待しにくくなります。少ない施術回数で、ムダ毛のないツルスベ肌を目指したいのであれば、生理中の脱毛は控えたほうが良いでしょう。
生理中に脱毛できる部位
多くのサロン・クリニックにおいて、生理中の脱毛は推奨していません。なぜなら、体調不良や肌トラブルのリスクを伴う上、脱毛の効果を期待しにくいからです。
ただし、生理中であっても特定の部位を除いて、全身のほとんどの部位を脱毛できます。
生理中でも脱毛できる部位とそうでない部位は、主に以下の通りです。
生理中でも脱毛できる部位 | フェイス、うなじ、背中、胸、お腹、腰、手足 |
生理中は脱毛できない部位 | VIO、お尻 |
VIO・お尻以外の部位なら、生理中でも脱毛の施術を受けられるのが一般的ですが、なかには生理中の施術が一切受けられないサロンもあります。
生理予定日が不規則な人は、生理日の対応が柔軟なサロンを選ぶと良いでしょう。ここでは、生理中に脱毛できない部位について、以下のように解説していきます。
- 生理中に多くのケースでVIO・お尻の脱毛ができない理由
上記の理由について詳しくお伝えしていくので、生理予定日と脱毛が重なってしまった人はチェックしてみましょう。
生理中に多くのケースでVIO・お尻の脱毛ができない理由
衛生面の観点から、多くのサロン・クリニックで生理中のVIO・お尻の脱毛が受けられません。
生理中や生理終わりかけにVIOやお尻の施術を受けると、経血によってベッドや脱毛機が汚れ、感染を広げてしまうおそれがあります。
特に、サロンでは医療従事者が常駐しておらず、クリニックに比べて衛生面への配慮が充分に行き届きにくいです。そこで、生理周期が不安定で脱毛のスケジュールを立てにくい人は、生理に配慮されたサロンを選ぶと良いでしょう。
なかには、施術予約日と生理が重なってしまった場合、VIO・お尻のみ別日に振り替えできるサロンもあります。
ただし、来店回数が増えてしまうので、直近でのスケジュール調整が難しい人は、生理と重ならないようにあらかじめ予約日時を変更してください。
脱毛の施術当日に生理がきたときの対策
生理周期が安定している人であれば、事前に生理予定日と脱毛の予約日が重ならないように調整できます。
しかし、生理周期が不安定な人もいるため、「想定外のタイミングで生理が来てしまった」といったケースも珍しくありません。
脱毛の施術当日に生理がきたときの対策は、主に以下の通りです。
- 施術のルールやキャンセル料を事前に確認しておく
- 脱毛できる箇所の場合でも体調を優先する
- 脱毛を再開するなら生理1週間後を目安とする
上記3点を詳しく解説していくので、施術当日と生理が重なる場合に備えて確認しましょう。
施術のルールやキャンセル料を事前に確認しておく
生理中の対応はサロンごとに異なるため、通っているサロンにしっかり確認しておくことが大切です。特に、施術当日に生理が来てしまった場合のルールやキャンセル料を把握しておけば、いざという時に安心できます。
また、これらを確認していなかった人は、サロンに電話して以下を確認してみましょう。
施術のルール | ● 生理中に施術を受けられるのか
● 生理中に可能な施術範囲 |
キャンセル料 | ● 生理を理由に別日への振替はできるのか
● 当日のキャンセル料 ● ペナルティの有無(施術回数1回分消化など) |
会員制のWebサイトやアプリからの問い合わせの場合、返信が来るまでに時間がかかってしまうのでおすすめできません。
また、多くのサロンで、「無料キャンセルとなるのは前日〜2日前までに受け付けた場合」としています。当日の場合はキャンセル料がかかったり、ペナルティとして回数1回分が消化されたりするケースも少なくありません。
生理中の振替が難しいサロンでは、生理が来そうなタイミングで早めに予約を変更しておくことが重要です。
脱毛できる箇所の場合でも体調を優先する
VIOやお尻の脱毛を契約していない人なら、生理周期に左右されず脱毛の施術を受けられます。
なかには、体調不良を抱えていても無理に施術を受けようとする人は珍しくありません。しかし、生理中は体調を崩しやすくなる上、施術部位を露出することで身体が冷えてしまいます。
冷えによって血流が悪くなると、下腹部や腰の痛みといった体調不良が悪化するおそれがあります。施術可能な部位であっても、生理中は無理して脱毛の施術を受けようとせず、体調を優先させることが大切です。
脱毛を再開するなら生理1週間後を目安とする
脱毛を受けるのに最適なタイミングは、生理1週間後とされています。特に、普段から肌が荒れやすい人や乾燥肌の人にとっても適切な時期です。
生理1週間後頃になると、女性ホルモンの一つである「エストロゲン」の分泌量が増え、身体には以下のような変化があらわれます。
- 体温が上がる
- 血行が良くなりやすい
- 基礎代謝や副交感神経が活発になる
- 肌の潤いや髪のツヤを保てる
- 穏やかな気持ちで過ごせる
特に、エストロゲンはコラーゲンの生成をサポートするので、潤いのある肌へ導きます。水分量の多い肌は脱毛のライトやレーザーが届きやすく、脱毛効果を期待できるでしょう。
また、肌のコンディションが整いやすくなるため、照射パワーを下げずに施術を受けられます。
さらに、バリア機能が整った肌は照射後の回復が早く、生理中に比べてキレイな仕上がりを目指せるでしょう。
生理中に脱毛を受ける際の注意点
生理中は、安全面や衛生面に配慮するために、いくつか注意しなければならない点があるので把握しておきましょう。
- 経血が漏れないように注意する
- 生理中は照射の痛みや刺激を感じやすい
- 肌トラブルが起きたらすぐに相談する
ここからは、上記3つの注意点について解説します。
経血が漏れないように注意する
施術中はしっかり照射できるように、部位によって体勢を変えたり、長時間同じ姿勢を保ったりします。
特に、長時間仰向けのままで過ごしていると、経血がお尻をつたって漏れるリスクがあります。
そこで、リラックスしながら施術を受けるためにも、経血の漏れ対策を取り入れましょう。
普段は昼用のナプキンでも漏れずに過ごせる人でも、施術中は夜用のナプキンやタンポンを使用すれば安心です。
また、「経血が漏れてしまうかもしれない」と不安に感じながら施術を受けていると、ストレスから体調不良を招いてしまう場合があります。
生理中であることを事前に申告しておけば、サロン側に柔軟に対処してもらえるケースがほとんどであり、しっかりと伝えておくことが重要です。
生理中は照射の痛みや刺激を感じやすい
多くのサロンで肌に優しい脱毛機を使用しており、痛みに配慮されています。そのため、普段の施術では痛みや刺激を感じる人は多くありません。
しかし、生理中の女性は肌が敏感になっているので、照射時に痛みや熱刺激を感じやすいといわれています。施術中に痛みや熱刺激が気になったら、施術者に照射パワーを下げてもらえないか相談してみましょう。
照射パワーが下がった分、脱毛効果が期待しにくくなりますが、肌荒れや炎症といった肌トラブルを避けることができます。
また、施術前にあらかじめ生理であることを伝えておくのもおすすめです。施術中に体調の変化や痛みのレベルを確認してもらえるので、気軽に照射パワーの調整を頼めるでしょう。
肌トラブルが起きたらすぐに相談する
生理中はホルモンバランスが乱れているため、以下のような理由から肌トラブルを起こしやすくなります。
- 肌の水分量が減って外部からの刺激にダメージを受けやすい
- ホルモンバランスの乱れによって肌が荒れやすい
- 肌の潤いを保ちにくく、肌が乾燥しやすい
なかには、肌の赤みやかぶれ、炎症といったトラブルが生じる人も少なくありません。
施術中や施術後に肌トラブルが起こったら、すぐにサロンに相談することが重要です。必要に応じて、提携先の医療機関やクリニックなどで診察を受け、適切な処置を受けてください。
また、肌のコンディションに不安を感じている際は、予約をキャンセルして別日に施術を受けることも選択肢の1つです。
生理中の脱毛に関するよくある質問
最後に、生理中の脱毛に関するよくある質問を紹介します。
- 脱毛の施術時に生理中であることがバレない方法はある?
- 施術中に生理がきたらどうすればいい?
- 脱毛の施術は生理周期に影響する?
上記3点の質問に回答します。
脱毛の施術時に生理中であることがバレない方法はある?
脱毛の施術時に、生理中だとバレないのは困難といえます。
経血特有のニオイは思っている以上に周りに気付かれやすい上、施術中は施術者との距離感が近いのでバレる可能性が高くなります。
また、生理中は脱毛の施術によって肌トラブルや体調不良を起こしやすいので、無理に施術を受けるのはおすすめできません。
「脱毛のスケジュールを調整し直すのが難しい」という人は、生理予測日アプリの活用がおすすめです。数ヶ月先まで生理予定日を予測できるサービスもあるので、生理期間と重ならないように脱毛の予約を入れるのに役立つでしょう。
施術中に生理がきたらどうすればいい?
「施術中に生理が来たかもしれない」と感じたら、速やかに施術者に伝えてください。そのまま施術を受けると、ベッドや脱毛機に経血が付着してしまうリスクがあります。
また、VIOやお尻を施術している際に生理が来たら施術者もすぐに気付くので、施術が中断されるでしょう。生理中の脱毛を受け付けていないサロンの場合、その日の施術が終了します。
申告後の対応はサロンごとに異なるため、サロンの対応に従ってください。
脱毛の施術は生理周期に影響する?
脱毛の施術が、生理周期に影響することはないとされています。
しかし、脱毛の施術による緊張感や不安感によってホルモンバランスが乱れると、生理周期に影響する可能性があります。
できるだけリラックスしながら脱毛を受けるようにしましょう。
生理中の脱毛はなるべく避けて万全の状態で施術を受けよう
脱毛は、衛生面や安全面に配慮した上で、VIO・お尻以外の部位なら施術を受けられるのが一般的です。しかし、生理中は脱毛効果があまり期待できないため、施術を受けるのはおすすめできません。
サロンごとの施術ルールやキャンセル料を確認しておき、脱毛可能な部位でも体調を優先させてください。
また、脱毛を再開する場合は体調が整いやすくなる生理1週間後が目安です。少ない施術回数でムダ毛レスを目指すためにも、生理期間は避けて施術を受けましょう。