Bi'laxsコラム
VIO脱毛はどれくらい痛い?痛みの原因・理由や和らげる対策も紹介
医療レーザーによるVIO脱毛の施術は、「数本の輪ゴムでパチンと弾かれるような痛み」といわれています。人によって痛みの感じ方は異なり、以下のような例え方があります。
- ・電気が走るような痛み
- ・針を刺されているような痛み
- ・毛を数本まとめて引き抜いたような痛み
医療レーザーよりも照射時のパワーがマイルドなサロン脱毛なら、上記のような痛みを感じにくいとされています。
また、照射時に痛みに配慮しているクリニック・サロンも多いため、痛みに弱い人でも心配なく施術を受けられるでしょう。
VIO脱毛による痛みの主な原因・理由5選
ここでは、VIO脱毛による痛みの主な原因・理由を以下の通りに解説していきます。
- ・初めて脱毛を受ける
- ・毛量が多い
- ・生理前
- ・体調が優れない
- ・肌トラブルが生じている
順番に解説します。
初めて脱毛を受ける
過去に脱毛の施術を受けたことがない人は、緊張感や痛みへの不安から痛みをより強く感じてしまうことがあります。施術時はリラックスし、不安な気持ちを高まらせないようにしましょう。
また、レーザーやライトは黒い色素に反応するので、黒ずみのある肌に熱や痛みを生じさせます。自己処理を繰り返した肌はダメージが蓄積されており、色素沈着を起こしている場合も少なくありません。
黒ずみをしっかりケアすることで、痛みの軽減につながるでしょう。
毛量が多い
ムダ毛が太い人や、毛量が多い人は痛みを感じる可能性が高いといえます。
クリニックやサロンで使用する脱毛機は、「メラニン色素」というムダ毛の黒い色素に反応してアプローチする仕組みです。
毛根や毛の成長を促す組織に照射するため、痛みを感じやすいといわれています。毛量が多い人は施術回数を重ねて、ムダ毛を減らすことが大切です。
生理前
生理前はホルモンバランスが乱れて、肌がデリケートな状態のため、普段よりも痛みに敏感になるといわれています。
いつもは痛みを感じないのに生理前は痛みを感じる人は、生理前であることが痛みの原因である可能性があります。
施術予定日と生理前が重なっている場合、施術予定日を変更するのがおすすめです。
体調が優れない
空腹や寝不足など体調が優れないときは、心身のコンディションが乱れており、痛みを感じやすいでしょう。
「わざわざ予約したのにもったいない」といった理由から、自己判断で無理をして施術を受けると、かえって体調不良が悪化するおそれがあります。
体調が安定している日を選びながら、施術を受けてください。
肌トラブルが生じている
ニキビや肌の乾燥などの肌トラブルが生じていると、レーザーによる刺激で肌がダメージを受けます。
特に、デリケートゾーンは保湿ケアを十分に行っていない人が多く、気がつかないうちに乾燥しがちです。乾燥した肌は、照射時の熱によってさらに乾燥してしまい、炎症を引き起こすリスクが高まるでしょう。
痛みを感じやすくなるだけでなく、肌トラブルを悪化させるおそれがあるので、普段から積極的に保湿ケアを取り入れましょう。
VIO脱毛の痛みをセルフケアで軽減する方法
VIO脱毛は、セルフケアを心がけることで痛みを和らげるのに役立ちます。
- ・スキンケアを習慣的に行う
- ・黒ずみの対策を実施する
- ・適切な自己処理を行う
- ・生活習慣を見直す
- ・生理前に施術を受けるのは避ける
VIO脱毛の痛みをセルフケアで軽減する5つの方法を詳しく解説していくので、VIO脱毛の施術予定日が近い人は試してみましょう。
スキンケアを習慣的に行う
肌の乾燥は施術時の痛みが増すだけでなく、炎症や乾燥の悪化といった肌トラブルを引き起こすリスクが高まります。一方、適切なスキンケアによってしっかり潤った肌なら、照射時の刺激に強く、痛みも少なく済むでしょう。
VIOの保湿ケアに向いているのは、低刺激なローションタイプです。
デリケートゾーンは蒸れやすい箇所のため、油分の多い乳液やクリームタイプの保湿剤を使うと、油分が酸化して炎症が起こるリスクが高まります。
肌質に合う保湿剤で丁寧にケアすることで、肌のコンディションが整い、痛みの軽減を目指せます。
黒ずみの対策を実施する
デリケートゾーンに黒ずみが起こる原因は、下着や生理用品の摩擦、自己処理などが挙げられます。以下のような黒ずみ対策を、積極的に取り入れましょう。
- ・締め付けのきつい下着やボトムスは着用しない
- ・入浴時に強く擦って洗わない
- ・生理時のナプキンはこまめに交換する
- ・クリニックでハイドロキノンクリームを処方してもらう
ゆったりとした下着や綿・シルク素材の下着は、肌への負担が少ないのでおすすめです。
また、長時間にわたって同じ生理ナプキンを使用すると、かぶれや炎症によって黒ずみが起こる場合もあります。こまめに交換するほか、タンポンや布ナプキンへの切り替えも選択肢の1つです。
黒ずみのケアは、対策を始めてすぐに効果を実感するのは困難といえます。ただし、普段からケアすることで黒ずみ予防に役立ち、脱毛時の痛み軽減につながります。
適切な自己処理を行う
VIO脱毛の前には、自己処理によってムダ毛のない状態を保つ必要があります。しかし、誤った自己処理方法では肌がダメージを受け、脱毛の施術時に痛みを感じやすくなるでしょう。
正しい自己処理のポイントは、主に以下の通りです。
- ・電気シェーバーを使用し、肌に強く押しつけない
- ・毛の流れに剃った「順剃り」を意識する
- ・丁寧にムダ毛をケアし、同じ箇所を繰り返し剃らない
- ・自己処理後はしっかり保湿する
デリケートゾーンは凹凸があるので、きれいに処理しようとして、電気シェーバーを肌に強く押し当てたり同じ個所を何度も剃ったりすると、ムダ毛だけでなく肌表面まで削ってしまいます。
そのため、サロン・クリニックを選ぶ際は、シェービングサービスの有無も確認しておくことが重要です。シェービング代が施術料に含まれているサロン・クリニックなら、安心して任せられるでしょう。
生活習慣を見直す
生活習慣を見直すことで自律神経が整い、肌のコンディションにも影響します。以下のような規則正しい生活習慣を意識してみましょう。
- ・十分な睡眠時間を確保する
- ・栄養バランスが整った食事を心がける
- ・適度な運動やストレッチで身体を動かす
- ・リラックスして過ごせる環境を用意する
特に質の良い睡眠は重要で、夜22時〜深夜2時は「肌のゴールデンタイム」と呼ばれています。健やかな肌をキープするホルモンの分泌や肌の水分保持、ターンオーバーの促進などが期待できます。肌のコンディションを整えたいなら、少なくとも22時より前にベッドに入るのがおすすめです。
また、仕事や学校などの都合で睡眠時間が不規則になりやすい人は、スムーズな入眠のために就寝前のスマホやパソコンの使用を控えましょう。
生理前に施術を受けるのは避ける
生理中にVIO脱毛を受けられないサロン・クリニックは少なくありませんが、施術時の痛みに配慮したいなら生理前の施術前もおすすめできません。
体調や痛みに気遣いながら施術を受けたいなら、生理終了後から排卵日までの約7日間がおすすめです。
生理終了後は「エストロゲン」という女性ホルモンの分泌量が増え、潤いのある肌を保ちやすくなります。潤いのある肌はパワーを下げないで照射できるので、ムダ毛にしっかりアプローチできるでしょう。
痛みを感じにくいだけでなく、より高い脱毛効果を期待できるのは嬉しいポイントです。
VIO脱毛の施術時に痛みを軽減する方法
VIO脱毛の施術時に痛みを軽減する方法は以下の通りです。
- ・脱毛器の方式を選ぶ
- ・施術前に麻酔クリームを塗ってもらう
- ・光やレーザーの出力を調節してもらう
- ・施術後に適切なケアを実施する
上記4つの方法について詳しく解説していくので、VIO脱毛の施錠予定がある人は取り入れてみましょう。
脱毛器の方式を選ぶ
クリニックで使用している脱毛機には、「蓄熱式」と「熱破壊式」による2つの脱毛方式があります。
蓄熱式は熱破壊式よりも浅いエリアにアプローチするので、痛みを感じにくいといえます。
そのため、施術時の痛みが不安な人は、蓄熱式の脱毛機でケアしてもらえるクリニックを選びましょう。サロンで使用している脱毛機は、主に以下の4種類があります。
- ・IPL脱毛
- ・SSC脱毛
- ・SHR脱毛
- ・ハイパースキン脱毛
SHR脱毛はメラニン色素ではなく毛包にアプローチするので、黒ずみが気になる人や毛量の多い人でも痛みを感じにくいでしょう。
また、複数の脱毛方式を採用し、使い分けているサロン・クリニックも増えつつあります。
施術を受けたいサロン・クリニックではどのような脱毛機を使用しているのか、あらかじめ確認しておくと安心して施術を受けられるでしょう。
施術前に麻酔クリームを塗ってもらう
脱毛クリニックでは施術時の痛みに配慮して、麻酔クリームを使用できるケースが一般的です。
麻酔クリーム1本あたり3,000円前後が費用相場ですが、中には施術料に麻酔クリームの費用が含まれているクリニックもあります。
ただし、麻酔クリームは施術30分前に塗布する必要があるため、施術中に使用してすぐに痛みを軽減させるのは難しいでしょう。
麻酔を使うことに不安を感じる人は、まずは麻酔なしで施術を受けるのがおすすめです。「麻酔を使うほど痛くなかった」や「施術時の痛みに耐えられた」という人も少なくありません。
施術時の痛みを強く感じるようであれば、その日は施術パワーを調整してもらい、次回から麻酔の使用を検討してみましょう。
また、サロンでは麻酔クリームの取り扱いがないので、希望しても対応してもらえません。
光やレーザーの出力を調節してもらう
光やレーザーのパワーを調節してもらえば、痛みの緩和につながります。
多くのサロン・クリニックでは、施術スタッフが定期的に「痛みはありませんか?」などと声をかけてくれます。
施術スタッフに伝えれば調節可能なため、痛みが気になる場合は遠慮なく伝えましょう。
施術後に適切なケアを実施する
施術を受けた箇所を保冷剤などで冷やすと炎症が治まり、痛みが和らぎます。
サロンやクリニックによっては、施術後に脇やVIOを冷やしてもらうことが可能です。施術後の痛みが不安であれば、施術スタッフに冷やしてほしいことを伝えましょう。
VIO脱毛の痛みに関するよくある質問
最後に、VIO脱毛の痛みに関するよくある質問を紹介します。
- ・VIO脱毛は「痛いほど効果がある」は嘘?
- ・VIO脱毛で麻酔しても痛いのはなぜ?
- ・医療脱毛の痛みに耐えられないときはどうすればいい?
上記3つの質問に詳しくお答えしていくので、疑問を解消させましょう。
VIO脱毛は「痛いほど効果がある」は嘘?
一般的に、照射時のパワーが強ければムダ毛にしっかりアプローチできる反面、痛みも感じやすくなるとされています。
しかし、施術時の痛みが強いからといって、脱毛の効果が期待できるとは限りません。なぜなら、痛みを感じている原因が皮膚のダメージによる可能性もあるからです。
万が一、いつもより痛みを強く感じる場合、我慢して施術を受けるのではなく、施術スタッフに伝えて照射パワーを調整してもらいましょう。
VIO脱毛で麻酔しても痛いのはなぜ?
麻酔クリームを塗る量が少なかったり、塗ってから施術までの時間が30分未満だったりした場合、しっかりと麻酔の効果を実感できない可能性があります。
麻酔クリームは分厚くしっかりと塗っておき、施術時間の30分〜1時間前に塗っておくのがポイントです。
また、海外の通販サイトで個人輸入した麻酔クリームは、品質が悪いものも少なくありません。中毒やヤケドなど健康被害が生じるリスクが高いので、クリニックで医師から処方された正規の麻酔クリームを使用しましょう。
医療脱毛の痛みに耐えられないときはどうすればいい?
施術時の痛みに耐えられない場合、まずは施術スタッフに相談してみましょう。
麻酔の使用や照射パワーの調整などによって、痛みに配慮してもらえます。
また、通っているクリニックやサロンで使用している脱毛機が肌質や毛質に合っていない可能性もあります。脱毛時の痛みを強く感じて耐えられないと感じたら、他のクリニック・サロンへの乗り換えも選択肢の1つです。
VIO脱毛の痛みを軽減する対策を実践して施術に臨もう
初めてVIO脱毛の施術を受ける人や毛量の多い人、生理前・体調不良の人などは、痛みを強く感じやすい傾向にあります。
施術時の痛みを和らげるには、保湿を中心としたスキンケアや黒ずみ対策、生活習慣の見直しといったセルフケアが欠かせません。
また、自分に合った脱毛方式の脱毛機や照射時のパワーの調節も大切です。VIO脱毛の痛みが不安な人は、充分に対策をした上で施術に臨みましょう。